いかなるヤル気も根性も、船酔いの前には無力
人間どんな状況であっても、必ず選択肢は存在すると思っている。
積み上げてきた経験と知恵を振り絞り、最善を導き出して行動する。
しかし
唯一“例外”として一択しかない瞬間があるとするなら、まさに今。
そう、今僕には「寝る」というコマンドしか表示されていない。
船酔いという強大な敵を前に、僕には寝る以外の選択肢がないのだ。
真っ直ぐ立っていられない程の大きな揺れ。
海の上で一度酔うと、もう逃げ場はない。
やる予定だった仕事や、楽しみにしていた読書や日記。
どれほどのモチベーションでこれらを持ち込もうとも、船酔いに襲われたら「寝る」以外を封じられてしまう。
ヤル気も根性も、一切無力なのだ。
今残された僅かな命を削り、このブログを書いている。
それももう尽きる…
では
さようなら。